プラス材料

時計を出すためには、競馬の展開は重要な要素となってきます。

そして、その展開が作られる要素として重要なもう一つの要素に騎手が大きく関わってきます。

レースの展開は馬の走りだけで決まるものではなく、手綱を握る騎手たちの駆け引きも大きく影響し、一流といわれる騎手はこの駆け引きに長けているといえるのです。

一流の騎手ともなると、年間勝利数も常にトップの座にいるのです。

展開は作られるのではなく作り出すもので、ここでいかに有利な展開を作り出すかということですが、これには馬の脚質だけのものではなく騎手の腕に掛かっているといっても過言ではありません。

ですから、競馬予想に必要な情報予想に当たっては騎手という要素をが重要となってくるのです。



予想として簡単で単純な方法が、腕のある騎手を中心とした馬券の買い方がベストな方法だといえます。

しかし、ただ単に騎手の名前から馬を選ぶのではありません。

ここにさらに展開以外の要素時計などを加えたうえで、イケるという馬を選んでからの騎手の確認をするという方法が、

騎手を判断材料にした一般的な予想方法です。



また、プラス材料として腕のある騎手というのは有効で、当たり前のように腕の無い騎手はマイナス材料になります。

調子が上々で、優れた時計を出せるであろう馬に騎乗できても、ここで騎手が駆け引きが未熟だったなら、

コーナーで大きく膨らんでしまったり、馬群から抜け出せなかったり、内に入ることができず大外ばかり走らせたりなど、

馬に問題は無いのに、時計のかかるレース展開を繰り広げてしまうことになりかねないのです。



しかし、安心して欲しいのはここまでの未熟な騎手はごく少数です。

明確な基準というものも無いので、あえて名前を挙げることはしませんが、馬券購入をある程度続けている人ならもう気づいていると思います。

しかし、結果だけから馬券の相性が悪いから未熟と決め付けるのではなく、確実なデータとして勝利数やコーナーでの位置取りなどをチェックした上で、

ご自身の中だけで未熟な競馬というものを判断するということです。